このクラスで学べること
- 自分で問いを立て、考え、答えを導く「考える力(探究力)」
- 海と人の暮らしのつながりを体感し、社会や環境への理解を深める力
- 地域の大人との関わりを通して育まれる、主体性とコミュニケーション力
- 自然や食の体験から学ぶ、命や資源への感謝の気持ち
- 体験を言葉にして表現し、自分の考えを伝える力(発表・アウトプット力)
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小田 笙汰郎
日向 洋喜
山口県 田布施町にある「麻里府(まりふ)地区」は、瀬戸内海に面した静かな海辺のまち。かつて海運で栄え、古墳や歴史遺産も多く残る、古くから人の暮らしと文化が息づいてきたエリアです。
今もなお、海と暮らしが近い “海まちの風情” が色濃く残る稀有な地域でもあります。

明治の詩人・小説家である国木田独歩が逗留し、創作のインスピレーションを得た地としても知られています。
その独歩が滞在していたとされる築120年を超えるお屋敷は、現在『古民家doppo』として生まれ変わりました。
当時の面影を残すこの建物には、五右衛門風呂やかまどが残り、昔の暮らしの知恵や工夫を体感することができます。また、海辺特有の環境に適応した日本建築は、海とともに生きる暮らしのあり方を、建物そのものから学ぶことができます。

そんな物語のある建物での気づきをきっかけに、海まちの風景や暮らしに目を向けることで、さまざまな問いが生まれていきます。
探求学習プログラム「海まち 探究クエスト」は、『古民家doppo』にご宿泊いただくお子様とそのご家族だけにお贈りする、2泊3日の特別な学びの旅。
瀬戸内の “海まち” という環境の中で学び・考え・発見する本プログラムは、観光や単発の体験提供にとどまらず、地域の自然・歴史・文化・人との出会いを通じて、子どもたちの学びや気づきを促すことを目的としています。

『古民家doppo』の建築からは、昔の暮らしの知恵を体感することができます。潮風・強風・湿気など海辺特有の環境に適応したつくりや、縁側や大きな開口部によって自然を取り込む設計など、海とともにある暮らしの工夫が詰まっています。
子どもたちはこの屋敷内の空間に触れつつ、「現代の家とはなにが違うのか?」「なぜこのような設計なっているのか?」などの問いを立てていきます。
そして、その視点を持って “海まち” の風景に触れることで、今も残る町並みの見え方が変わり、海を生業に栄えてきた麻里府が “海まち” である理由に気づいていきます。
👉 建物を起点に、海と暮らしのつながりを読み解くクエストです!

麻里府の海に浮かぶ小さな島「馬島」。
ここには、その名前の由来や民話、塩田の跡のほか、島のすぐ隣にはなんと巨大な古墳があり!? …と、海運で栄えた営みの痕跡が今も残されています。
島内の環境を観察しながら、島で暮らす方々のお話などを通して、「なぜこの島に人は暮らしてきたのか?」「なぜ麻里府とつながっているのか?」という問いを立てていきます。
そして探索を進めることで、この島が瀬戸内海の航路の中で “生活や漁業の場” として機能してきたこと、また、麻里府(玄関口)と馬島(生活・作業の場)が一体となって、“海まち” の暮らしを形づくってきたことに気づいていきます。
👉 島をフィールドとして、“海まち” の歴史を読み解くクエストです!

麻里府港で水揚げされるハモ・ハマチ・サワラなど、その時期の瀬戸内の「海の幸」を題材に、調理を通してさらに探究を深めていきます。また、港周辺の環境に触れながら、地域の漁師さんからお話を伺う機会などを通じて、海とともにある暮らしに触れていきます。
子どもたちは、「海はどのように人の暮らしを支えているのか?」「なぜこの地域ではこの魚がとれるのか?」といった問いを立てていきます。
このエリアは “生きた化石” と呼ばれるカブトガニの生息地としても知られており、運が良ければ実際に観察できるかもしれません。そうした体験を通して、海の恵みとともに暮らしてきた “海まち” のあり方に気づいていきます。
👉 食を通して、海と暮らしのつながりを体感するクエストです!

探究クエストを通して見つけた問いとその答えは、最後に言葉にして表現してみましょう。希望する参加者には、発表を行う場を設けています。
詩人・国木田独歩が逗留した場所で、子どもたちは独歩になりきり、自分の感じたことや考えたことを「詩」というかたちで表現します。
体験して終わりではなく、「なぜ?」から始まった探究を言葉にし、見つけた「答え」を自分の中に残していきます。
このプログラムは、ただ楽しい体験にとどまらず、地域を舞台に子どもたちが学び、考え、成長していくことを目指しています。そしてプログラムを通して、麻里府という地域の魅力も知っていただけたらと考えています。
また、もう一つ大切にしているのが「人との出会い」です。
住んでいる場所や学校の異なる子どもたちが出会い、一緒に遊び、学び、考える時間は、きっと特別でかけがえのないものになるはず。本プログラムをきっかけに、地域や学校の枠を越えたつながりが生まれ、子どもたちの世界が少し広がることを願っています。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
本プログラム自体に費用はかかりません!(探求クエストの参加無料)
ただし、ご参加には宿泊施設『古民家doppo』へのご宿泊(有料)が必須となります。
※宿泊料金(実費)は、参加決定後に宿泊施設へ直接お支払いいただきます。
※宿泊料金は通常価格(またはモニター割引価格)であり、プログラム体験代は含まれておりません。
ご参加が決定した方は、各自で『古民家doppo』をご予約ください。
『古民家doppo』の宿泊料金(参考)はこちら↓
▷メインチケット(大人2名・子ども1名まで)
▷追加チケット(最大2名まで)
※料金は宿泊施設が設定しており、人数構成等により変動します。
※宿泊の予約・契約・お支払いは、参加者ご自身と民泊事業者との直接契約となります。
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山口県 田布施町にある「麻里府(まりふ)地区」は、瀬戸内海に面した静かな海辺のまち。目の前には小さな島「馬島」が浮かび、海・山・まちが近い距離にある、自然と暮らしが調和した地域です。
古くから海運や漁業で栄え、今もなお、海とともにある暮らしや文化が色濃く残っています。また、明治の詩人・国木田独歩が滞在した地としても知られ、歴史や物語が息づく場所でもあります。
大きな観光地ではありませんが、だからこそ残る風景や人の温かさ、そして、日常の中にある学びの種に出会えるのが、この “海まち” の魅力です。
・写真①:古民家『doppo』
・写真②:麻里府地区(上空)
・写真③:馬島からの景色
・写真④:『doppo』向かいのカフェ(海の幸クエスト予定地)
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山口県 田布施町生まれ。地域に根ざした建設会社である株式会社公司にて、住宅・不動産・まちづくりに関わる事業を担当。
株式会社公司は、土木・建築・不動産・外構・ペット関連事業など、暮らしに関わる幅広い事業を展開。自身は、建築家とつくる自由設計住宅「住楽の家」を通じて、家そのものだけでなく、そこで育まれる家族の時間や地域とのつながりを大切にした住まいづくりに取り組んでいる。
近年は、田布施町 麻里府地区を拠点に、古民家や空き家を活用した地域づくりにも力を入れている。海や山、島のある豊かな環境を活かしながら、子どもたちの学びの場、地域の人が挑戦できる場、訪れる人がまちの魅力に触れられる場づくりを進めている。
家づくりとまちづくりを通じて、地域に暮らす人、訪れる人、次の世代が「ここで過ごしたい」と思える時間をつくっていくことを目指している。
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札幌育ち。北海道教育大学札幌校卒。
教育大学在学中に「世界を伝えられる小学校教師」を目指し、1年間の休学。海外を巡る旅を経て「多様な人や物、世界を直接感じられる居場所」を作りたいと考えを改め、2017年より学童保育を開設。2019年にNPO法人E-LINKを設立し、学童保育・フリースクール・寺子屋地域食堂・学習塾・プレーパークなど、子どもの居場所・学び場を通して「だれもがヒーローとキヅケル地域社会」を作ることを目的に活動中。
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応募者多数の場合は抽選をおこないます。7月7日(火)までに、事務局より当選された方へメールにてご連絡いたします。
当選者専用の予約フォームより、宿泊施設『古民家doppo』へ直接予約手続き・決済を行っていただきます。
※本ページからのお申し込みは「プログラム参加者の抽選エントリー」を目的としたものであり、宿泊予約を確定するものではありません。
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